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遊具が教えてくれる
大切なこと
遊びに必要な物は何か。遊具で育まれることは何か。
こどもの頃の遊びからでしか学べないことが、たくさんあるんです。
あそびに必要な7つのこと
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01模倣性・協調性
これまでの記憶や友だちの様子を見てマネたり、一緒に行動できること。
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02偶然性
予期しない行動が発生する変化に富んでいること。また新しい発見の喜びがあること。
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03競争性
友達とルールを決めて競争することができること。
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04リスク
勇気を持って試みるものがあること。試みた結果、達成の喜びがあること。
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05秘密性・特異性
誰にも監視されていない、ひとりまたは友達のみと過ごす場所のあること。
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06回避性・反復性
気に入ったことを、飽きるまで繰り返し行えるようなルートや仕掛けがあること。
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07めまい・陶酔性
一般的に知覚を麻痺させる要素のあること。
道具で育まれる大切なこと
「できない」って素晴らしい!「できる」って誇らしい!
いろんなチャレンジ心を、遊具を通じて養うことができます。
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01「あぶない」「こわい」を知る。
できること、できないことが、こども自身でわかるようになること。
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02こどもの意よく
「やってみたい」と思えるようになること。
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03気持ちとむきあう
できなかったくやしさを知り、できるよろこびが感じられること。
10の姿と3つの柱
幼児教育において、5歳時修了時までに育ってほしい「10の姿」と、
それらを支える「3つの柱」という考え方があります。
これらを理解しながらこどもたちと接することで、
より効果的にこどもたちの成長に寄り添っていただけると考えております。
育ってほしい「10の姿」
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01健康な心と体
健康な心と体を育て、幼稚園生活の中で充実感や満足感を持って、自分のやりたいことに向かって心と体を十分に働かせながら取り組み、見通しを持って自ら健康で安全な生活を作り出していけるようになる。
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02自立心
身近な環境に主体的に関わり、いろいろな活動や遊びを生み出す中で、自分の力で行うために思い巡らしなどして、自分でしなければならないことを自覚して行い、諦めずにやり遂げることで満足感や達成感を味わいながら自身をもって行動するようになる。
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03協同性
友達との関わりを通して、互いの思いや考えなどを共有し、それらの実現に向けて、工夫したり、協力したりする充実感を味わいながらやり遂げるようになる。
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04道徳性・規範意識の芽生え
してよいことや悪いことが分かり、相手の立場に立って行動するようになり、自分の気持ちを調整し、友達と折り合いを付けながら、決まりを守る必要性が分かり、決まりを作ったり守ったりするようになる。
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05社会生活との関わり
家族を大切にしようとする気持ちを持ちつつ、いろいろな人と関わりながら、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に一層の親しみを持つようになる。遊びや生活に必要な情報を取り入れ、情報を適切に伝え合ったり、活用したり、情報に基づき判断しようとしたりして、情報を取捨選択などして役立てながら活動するようになるとともに、公共の施設を大切に利用したりなどして、社会とのつながりの意識などが芽生えるようになる。
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06思考力の芽生え
身近な現象に積極的に関わり、物の性質や仕組みなどを感じ取ったり気づいたりする中で、思い巡らし予想したり、工夫したりなど多様な関わりを楽しむようになるとともに、友達などの様々な考えに触れる中で、自ら判断しようとしたり考え直したりなどして、新しい考えを生み出す喜びを感じながら、自分の考えをよりよいものにするようになる。
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07自然との関わり・生命尊重
自然に触れて感動する体験を通して、自然の変化などを感じ取り、身近な事象への関心が高まりつつ、好奇心や探究心を持って思い巡らし言葉などで表しながら、自然への愛情や畏敬の念を持つようになる。身近な動植物を命あるものとして心を動かし、親しみを持って接し、いたわり大切にする気持ちを持つようになる。
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08数量・図形、文字などへの関心・感覚
遊びや生活の中で、数量などに親しむ体験を重ねたり、標識や文字の役割に気づいたりして、必要感からこれらを活用するようになり、数量・図形、文字などへの関心・感覚が一層高まるようになる。
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09言葉による伝え合い
言葉を通して先生や友達と心を通わせ、絵本や物語などに親しみながら、豊かな言葉や表現を身に付けるとともに、思い巡らしたりしたことなどを言葉で表現することを通して、言葉による表現を楽しむようになる。
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10豊かな感性と表現
みずみずしい感性を元に、生活の中で心動かす出来事に触れ、感じたことや思い巡らしたことを自分で表現したり、友達同士で表現する過程を楽しんだりして、表現する意欲が高まるようになる。
10の姿を支えるベース
「3つの柱」
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01思考力・判断力・表現力などの基礎
遊びや生活の中で、気づいたこと、できるようになったことなどを使いながら、どう考えたり、試したり、工夫したり、表現したりするか。
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02知識・技能の基礎
遊びや生活の中で、豊かな体験を通じて、何を感じ、何に気づき、何がわかり、何ができるようになるか。
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03学びに向かう力・人間性など
心情、意欲、態度が育つ中で、いかによりよい生活を営むか。
フィンオールが
大切にしていること
園庭の物理的環境とこどもの成長には、大きな関わりがあります。
一覧で見るとわかりにくいと感じるかもしれませんが、皆さまも過去に経験したことが、実は今に役立っている。
という体験も少なくないのです。
たとえば、「コンクリートよりも、落ち葉を踏む方がバランス訓練に有効」などです。
コンクリートを踏むと、かかとや親指根本の骨など、足裏に不均等な形で圧がかかります。
一方で落ち葉を踏むと、足裏に均等に圧がかかることで、より効果的に刺激やバランス訓練に役立ちます。
他にも建物内とハーブ園では、ハーブ園のほうがストレス緩和効果の継続を見込めたり、紙をちぎるよりミントをちぎるほうが、前頭葉の血流量が増加したりする、などの研究結果があります。
また自分がジャンプして下りられる高さや、怪我をしない遊び方など、自分の中の危険度を認識できる「ものさし」を養うことで、挑戦心や自己管理能力の育成にも役立ちます。
こどもに適切な遊び場を与えること、それによって得られる恩恵は計り知れません。
幼稚園・保育園・こども園など、こどもが育つ環境にこそ、最適な遊具を設置してあげてください。